| ●第1日目●12月8日(土) 曇り -→ カレンダーにもどる | |
| 飛行機に搭乗の時、イギリス人の乗務員が日本人のおばさんに「Hello!」と呼びかけると、「こんにちは、お世話になります。」と、自然に答えているのを見てちょっと笑ってしまったが、見習わなきゃと緊張をほぐす。1ヶ月に渡る旅行への期待と不安の二人を乗せた飛行機は、ほとんど揺れることもなく無事ヒースロー空港に降り立った。最近はヒ−スロ−経由でイタリアに入ることが多かったので、早く感じる。日本に比べて随分日が短く、4時過ぎに電車でパディントン駅に着いた頃には、真っ暗。ロンドンでの宿泊先は、旅行会社で手配をしてもらっていた駅から徒歩10分くらいの所にある小さなホテル。中部イタリアとパリくらいしか知らない私たちは、また趣の異なる町並みを眺めながらとぼとぼ歩く。ところが到着するなり隣のホテルに移って欲しいとの事。クールビューティーなフロントのお姉さんの説明では、コンピューターの故障でダブルブッキングだとかなんとか...。引っ張られるがままに連れて行かれたホテルの部屋は、ゴージャスな外観に似合わず超狭々。セミダブルを半分にしたようなベット...。 ホテル近くのクインズウェイには中華やエスニックのレストランが多く、記念すべきロンドン初ご飯はなぜかベトナム料理。生春巻き、フォーや、ベトナム風チャーハンなど、「春巻きってspring rollって言うんだ、そのまんまだね」などと言いながら、けっこうおいしくいただく。ところで、超狭々な部屋には超ぬる〜いシャワー。私は水まわりが悪いと滅入るのだ。 |
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| ●第2日目●12月9日(日) 晴れ時々曇り -→ カレンダーにもどる |
| 今日は日曜日。たいていのお店はお休みなので本日は美術館めぐり。荷物を元のホテルに預けて出発。まずは地下鉄でセント・ポール大聖堂へ。到着と同時に鐘が鳴りだし、思わず今回の旅がいい旅になることを願う。10時のミサが始まったばかりで祭壇に近づく事ができないので、壮麗な装飾に目をこらす。残念ながらこの時はドームに上がる事ができなかった。 テムズ川を渡り、中世を思わせる素朴な建物シェークスピア・グローブ座を横切って、発電所跡に建設されたという近代アートの美術館テート・モダンに行く。錚々たる著名なコレクションの中でも、私は「ロスコー」の作品は言うまでもなく、ダークグレーの壁面に囲まれたその展示空間自体が気に入ってしまった。日本と変わらないくらい高いロンドンの物価なのに、こんなに素晴らしい美術館(ロンドンのほとんどの美術館や博物館)が無料なんて驚いてしまう。ついでに驚いたといえば、すべてTall以上というスターバックスの飲み物のサイズ。私には多すぎてもったいない。 バスでタワーブリッジに移動しようと思ったけど、停留所がよくわからず結局タクシー。初!黒塗りロンドンタクシー。タワーブリッジはbonoのリクエスト。何か見たかった角度があるらしく、1人で納得の様子。興味をそそられるロンドン塔を横目に徒歩で渡る。 |
| 簡単なお昼ごはんをと、タワーブリッジ近くのパブ初体験。活気のない薄暗ーい雰囲気の店で、ギネスビールを片手に休み。外は寒いので、冷え過ぎていない温度とコクがうまい!「シーフードパイ」なるものを頼んでみたが、自分の予想に反してグラタンのようなものだった。パイとはグラタンなのか...? さて、時間がないねーと言いながら、大英博物館に向かうつもりでバスに乗る。ところがどんどん市街地を抜けて郊外へ。どうもグリニッジ方面に向かっているようだ。イライラの積もったbonoと喧嘩しながら、バスを乗り換えてようやく博物館に到着。まだ3時半だというのに日が落ちはじめ薄暗い。入口にあるオリエント急行の車両の前で急いで記念撮影。「オリエント急行殺人事件」を思い出したのは私だけではないだろう。館内は想像していたよりも狭かったがコレクションの数の多さに目がまわりそう。「これがストーンヘンジなんだ」などと、確認する程度が精一杯。 とっぷりと日は暮れて辺りは真っ暗。人の波に乗ってコヴェントガーデンへ。かなり寒い。夕ごはんを求めてクリスマスの装飾が彩るレスタースクエアーやソーホーをさまよい、ようやくトルコ?料理屋に落ち着く。 今夜は昨日のホテルの部屋より広いが、水まわりに不安は残る。 |
かわいい二階建てバスは、乗ってしまえばただのバスでした。 |
繁華街のど真ん中、レスタ−スクエアーのミニ遊園地。暗闇の中をぐるぐる回るネオンと響きわたる歓声。なんだかヨーロッパな景色。 |
| ●第3日目●12月10日(月) 曇り -→ カレンダーにもどる |
| 地下鉄のワンデーカードを買って、乗車時間になるのを待つ。平日はam9:30からじゃないと乗れないのだ。乗りたいラインが止まっているのでルートを変更するがまたまた止まってしまった。バスなどを乗り継ぎ、ようやくレスタースクエアーに。今日のお目当てのナショナルギャラリーもこれまた広く、ゴッホ、ゴーギャン、マネやドガなど、やっぱりいいなーと思う。こちらの方の美術館や博物館では、作品を前にして子供たちが床に座り、先生が授業をしているという風景に出くわす。みんな楽しそうで私も混じりたくなる。もちろんまったく興味がないと思われる子供は必ずいるが..。 今回の旅の目的の1つは、bonopuccoの作品を置いてもらえるお店を探す事。実物を見せられるように作品をバッグに詰め込み、ロンドンにも慣れてきたところでそろそろ開始。知り合いもまったくいないし、アポイントももちろんなし、お店の雰囲気などよさそうだったらスタッフに聞いてみる...と言うかなり強引な方法。ソ−ホ−の辺りを見て回るがよさそうなお店はなく、ビュッフェスタイルでタイ料理を食べて、映画でも有名になった地区ノッティングヒルに期待して移動。でも、ポートベローのノミの市をやっていなければ、ただのこじんまりした町。 ゆっくり歩いてクインズウェイにもどることに。この辺りは外国人が多いことに今頃気づく。「麺」と大きな字で書かれた中華屋に入っていくつか注文。数分後、チャーシューとカモがのった麺とチャーシューとカモがのったご飯、単品でカモのローストがテーブルにならんだ...。 |
| ●第4日目●12月11日(火) 曇りのち晴れ -→ カレンダーにもどる |
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本日はウォータールー駅よりユーロスターに乗ってパリに移動。ロンドンでは地下鉄がすぐに止まってしまうようなので、念のため早めにホテルを出る。早く着き過ぎた駅では、疲れはじめていたbonoと些細なことでけんかになり怒られる。 ← 列車にて、はじめてのド−ヴァ−海峡越え。ドキドキ。 |
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海が見えてきたなと思ったらいつの間にかドーヴァー海峡を潜り、4時間ほどでパリのノルド駅に到着。ホテルはリュクサンブ−ル公園のすぐ横で、パンテオンにも近い。全体的にかなりこじんまりしていて、人数制限2人というエレベーターには驚いたが、自分達で適当にとった安いホテルのわりには十分当たり。清潔だしお湯もしっかり出る。 リュクサンブール公園を抜けて辺りを散策しながら...のつもりが、かなり迷ってオルセ−美術館に到着。このオルセーもやはり広く、またすごい数のコレクション。有数の作品を見るが、ゴッホの迫力を再認識。道に迷い、オルセーを隈なく歩いたせいでかなりへとへと。ふらりと入ったカフェでひと休み。この辺りは学生街だし、たぶんお客のほとんどは年下か同年代なのだろうが、妙に落ち着いていてみんな大人だ。ストリートカジュアル的な服装が好きな私としては、ロンドンの若い子たちの格好の方がかわいかったな...などと思いながら、今これを書いている。 ホテルの部屋(屋根裏部屋?)からの眺め → |
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こちらでの夕飯の時間には早く、サンジェルマン界隈をぶらぶら。むちゃくちゃ寒く、足先の感覚がなくなってゆく。暖を求めて今度は「Au
chie de labei」というワインバーで、本当の大人たちに混じってワインをいただく。 ← ネオン装飾が美しいサンジェルマン |
| ●第5日目●12月12日(水) 曇り -→ カレンダーにもどる |
| 今朝は気づいたら9時半を過ぎていて、いつもより少し遅いスタート。風が強く激寒。セーヌに浮かぶ船には所々雪が残る。前回来た時には閉まっていたオランジェリー美術館、今回も工事中。モネの睡蓮を諦めてミロ展をやっているグランパレに。ここでモネを少し見る事ができた。徒歩でヴィクトワ−ル広場に向かう途中、セレクトショップの「コレット」に立ち寄ってみる。なにかと注目されるショップだけど、日本のセレクトショップと変わらない印象を持った。こちらも有名な「アブサント」というショップでは、bonopuccoの作品を見てもらいお店の人とも話がはずむ。でも、もうすぐクローズしていまうということで残念。「服の値段が高いし、経営が難しいんだよ。」とオーナーのおじさん。 お昼はマトン入りのクスクス。量が多く野菜がたっぷり。旅行中は野菜不足になりがちなのでこれはうれしい。マレ地区界隈のショップを物色するけど、う〜んさすがエレガントで大人なテイスト...。サンルイ島の小さなサロン・ド・テで、パサパサなチョコケーキと久々の紅茶。偶然、島内で火事があり消防車が来ている所に遭遇。こんなに狭く密集したところで火事なんてぞっとしてしまう。 本日は、ひたすらショップ巡りで終始。夜はホテル近くのチベット料理。まあまあおいしい。 |
寒々しいグレーのセーヌ川 |
| ●第6日目●12月13日(木) 曇り -→ カレンダーにもどる |
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バスチィーユ近くの カ−ペット屋さん。 |
今日は材料調達日。早朝から、事前に調べておいたモンマルトルのサクレク−ル寺院のふもとにある生地屋街へ。バルベスやアンヴェール駅近く、この辺りはちょっとうらぶれた雰囲気。曇り空の下、以前来た時とは違う表情を見せる寺院。メリーゴーランドが寂しく回っている。坂に沿って生地屋さんがずらりと並ぶ。こんなにたくさんあるなんて、前回サクレク−ル寺院に来た時にはまったく気づかなかった。服地より、カーテンなどインテリア用の生地の方が面白くてあれこれ迷ってしまう。 アベスの方でお昼にふらりと入ったベトナム料理屋さん。狭い店内ぎっしりのお客さんと、テイクアウトに並ぶお客さんを男の人1人でさばいている。味も働きっぷりもおみごと!うちの近所にもこんな店があったら毎日通ってしまう。 電車でオベルカンフに移動。おもしろいと聞いていたのに通りを間違えたか??バスチィーユ方向にふらふら向かう。どんどんにぎやかになってゆく。バスチィーユの裏通りには小さくかわいいお店がある。セレクトショップにキティちゃんグッズが高額で売られていてびっくり。ところで、どうも地下鉄のストライキをやっているようで、通りは大大渋滞!!車の間を抜けてマレに入り、サンジェルマンの方へ。...とにかく今日も寒いのによく歩いた。疲れた。 夜ご飯はパンテオン近くでフランス料理。ちょっと高級。フォアグラのテリーヌ、ラムのクリーム煮などをチョイスしてしまい、こってりパンチ! 疲れ果てて、今はホテルのベッドの上。モンマルトルで買ったブレスレット。その赤い色を見ると元気になる。 |
| ●第7日目●12月14日(金) 曇り -→ カレンダーにもどる |
| 本日パリの最終日。とりあえず、ローマ時代の遺跡や、中世の美術品があってお気に入りの美術館の1つ、クリュニ−美術館。 あまりの寒さにニット帽子を探すことに。いろいろ見て回ってGAPでゲット。とにかく半端な寒さじゃない!!お昼はギリシャ料理。bono御満悦。 前回は駆け足で回ったルーブル美術館。今回はじっくり見ようと思っていたけど、だんだん集中力が無くなってゆき、チマブーエやボッティチェリなど興味のある作品は良く見て、それ意外はさ〜っと流す結果に。くたくたになって、今、ルーブルの中のレストランでひと休み。パリ最後の夜は何食べようかなーと、思案。 シテ島を渡りエスニックの集まる通りで、中華+ベトナム+タイMixのお店へ。いまいちおいしくないけど、安い。ホテルの近くに日本料理屋が集まる通りがあり、おすしやさん、焼き鳥屋さんやバ−風?居酒屋などがあって、外国人のお客の入りなどを毎日のように興味深く眺めていた。ロンドンでもたくさん和食屋さんを見かけ、結構繁盛しているようだったが、今の所私たちが和食を食べたくなること一度もはない。9:30にはホテルに戻り、明日の身仕度。 |
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