Basilica di S.Pietro

サンピエトロ大聖堂

 人の波にのって円柱の回廊を抜けると、楕円形の巨大な空間、サンピエトロ広場に。そしてその奥に、カトリックの総本山、サンピエトロ寺院。ここに、法王が住んでいる。


ヴァチカン市国を守る、スイスの衛兵たち。
出入り口を間違えて呼び止められた事があった。
緊張!
 正面入口から入ってすぐ右手、防犯ガラスの壁越しに、ミケランジェロの傑作「ピエタ」がある。人込みをかきわけ近づくと、万人に愛されそうな若く美しい顔のマリアと、その顔に比べて随分大きな身体に抱かれたキリストの姿が、オレンジ色のライトに照らされている。
 広大な大聖堂内には、数多くの礼拝堂や祭壇が、絢爛豪華な装飾によってうめ尽くされていて、ステンドグラスや窓から差し込む光が、薄暗い聖堂内の壮麗さや神聖さをさらに演出している。スケールが大きすぎて規模を実感する事ができない。息を飲む美しさにただただ呆然...。

 左の写真は、聖ペテロの墓の上にそびえるベルニーニの大天蓋。その上には、ミケランジェロ設計の大クーポラが。奥に見えるのが、これもベルニーニの聖ペテロの司教座。

 大天蓋の近くに地下への入り口があり、大聖堂地下に広がる旧大聖堂の遺跡や歴代教皇の地下聖堂につづく。

 サンピエトロのクーポラに是非のぼってみましょう!
 途中まではエレベーターでのぼり、クーポラ内のドームを頭のすぐ上に見上げ、大天蓋や、聖堂内部を見下ろす。そこからクーポラのてっぺんまでは、階段。人一人通るのがやっとという幅で、ドーム形にそって傾いている壁、いったいいつまで続くの!と悲鳴をあげながら、ぐるぐるとのぼって行く。後から、ドイツ人のお年寄りが元気にのぼってくるから、休めない〜。

 クーポラのてっぺんから、サンピエトロ広場、テヴェレ川を望む。息は切れ、足はガクガク。でも、その疲れはいっきにふっとんでしまいそうな景色!

 ドーム型の屋根がニョキニョキと幾重にも建っている。初めて見た時は、異様な景色に思え、いったい自分は何処に来てしまったんだろうと思ったほど。

 ティベリーナ島近くから。テヴェレ川越し、夕日をバックにサンピエトロのクーポラが見える。

ローマを散策にもどる