Pantheon

パンテオン

 piazza della rotonda(ロトンダ広場)は、過去と現在が共存していることを実感できる空間。現代の建物やバールがパンテオンを囲むように隣接しているけれど、不思議となじんでいます。
 パンテオンは三角形の屋根を支える幾本もの円柱で作られた玄関廊と、円柱型のドームで構成されています。このシンプルだけど、技術上驚異的な建造物を、ぐるっと360度の角度から見て歩きましょう。

入口を囲む柱。こんなに大きい!

 ローマ時代に生まれた神殿は、中世には教会となり、現在は記念堂という変遷を経る。中にはいくつもの礼拝堂があり、ラファエロや、ヴィットリオ・エマヌエーレ2世のお墓もここにあります。

天井の円形窓は唯一の明かり取り

 円形窓を仰ぎ見る。
窓は開いた状態なので、雨は入るがまま。

 パンテオンの裏手、Santa Maria sopra Minerva(サンタ・マリア.ソプラ・ミネルヴァ教会)前のpiazza della minerva(ミネルヴァ広場)にある、ベルニーニ作オベリスクを載せた象。オベリスクは、教会の庭で発掘されたもの利用したらしい。象の顔は、こちらからの角度で見た方が可愛い気がする。
 教会には、フラ・アンジェリコや、ピエトロ・ベンボなどのお墓もあり、芸術作品がたくさんあるらしいけれど、私にはよくわからなかった。

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