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 今回のイタリア旅行、実は密かな企みがありました。それは「旅のメニュー」を記録する事でした。旅の楽しみといえば、なんと言っても食べる事。これまでだって感と鼻をきかせて美味しいものを食べてきましたが、今回は並々ならぬ意気込みがありました。(人の煩悩ッて恐ろしいな〜)  ネット検索やいろんな本を見比べ、その紹介文の行間からそのお店が美味しいかどうか思いをめぐらす...そんな繰り返しで、ようやく気になるお店をピックアップ。そして今回この企画の秘密兵器はデジカメくんです。食事をしながら写真を撮るなんて、そもそも不粋なことです。でも撮りたいのが人情...と言う訳でこの為に購入しました。手のひらより小さくて、ズームレンズか飛び出ないヤツを。まあ本当に日本の技術ってすごいな〜と感心させられます。おかげで美味しい写真がたくさん撮れたので、コメントなど添えて、みなさんに紹介して行こうと思っております。あの食欲を刺激する香りまでは伝えられませんが、巷のガイドブックもビックリの充実度なので、乞うご期待!

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2.Volo

 今回はAperitivo変わりに機内食をご紹介。期待してないけど、もー不味い。作っている人の事を考えれば、あまり文句もいえませんが...。しかしなんでオランダの飛行機なのにカツ丼で焼そばなんだ―っ。(怒りでピントがずれたよ) 悲しきエコノミークラスとはいえ、もうちょっとなんとかならないか?コーヒーもダメだ。う〜ん、次は自前で行くかっ。今回は無星です...なんて。
PS.最近の飛行機はシートについた液晶で映画や音楽はもちろん、なんとゲームもできるんですね。長い道程には良いかも。

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3.ROMA

 「やっと帰ってこれた。」... Romaに着くといつもそう思ってしまう。ミレニアムを境に街の様子がだいぶ変わってきたけれど、歴史や人々の生活、車の騒音が渦巻く中に立っていると、なんだか懐かしい感じで心地良い。そんなRomaからまず紹介するのは [Da Gino]のPranzo(昼ご飯)。某ガイドブックの言葉を借りれば「本物のローマのトラットリアとしては最後の店」、「親しみやすい雰囲気、値段どうりの素晴らしい料理...これぞトラットリアという店だ」となっている。もはやこれを読んだら行くしかない。期待もふくらむ。
 Piazza NavonaからCampo Marzioに抜け、さらに裏道を行く。ただでさえ難解なこのエリア。しかも [Da Gino]はそんな小道のさらに奥まった所にあった。期待とともに店に入ると、開店したての狭い空間は地元客であふれている。さらに空いているテーブルは予約済み。地元客が昼に予約してまでこぞって食べに来るって...これは大当たりかっ?
 残されたのは入口近く、レジカウンターに吸い付くように置かれた小さなテーブルのみ。遠足バスの補助イスみたいな存在でしょうか?「Qui va bene?」という問いに、「Certo!」と答える。この状況、テーブルがあるだけでもラッキー。立ち食いでもいいくらい。でも本当にすごい活気。次々に客が入って来る。
 今回オーダーしたのはAntipasto Mistoと、正式な名前を忘れたけど[Da Gino]のspecialita'のPrimoの2皿。まあPrimoについてはGino(本人がいます)に聞けば、「Specialita'...Specialita'...」と、うわ言の様にこのPastaを勧めるのでまかせておけば大丈夫。
 さて大満足の[Da Gino]。個人的にはかなり上位にランクする店になりました。お洒落な気分でという方には向きませんが、飾らないRomaを感じたい方にはぜひお薦めです。

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4.ROMA

Termini駅近くのNuova Stellaは、初めてのRoma滞在で行ってからのお気に入りの店でした。当時はメニューの解読もひと苦労で、自分が頼んだ物が何かも良く分らない ありさま。旅行者目当ての商魂逞しい店の多い地区だけど、Nuova Stellaは安心しててRoma料理を堪能できる一軒。もちろん今回の旅でも行くべきお店のリストに入っており、二人いそいそと行ってまいりました。
 しかし...目の前をトラムが走る坂の途中にある店に入るとなんだか様子が違う。どうやら大幅に改装をしたようだが、こんなに広い店だったかな...?という感じ。知った顔のお店の人に聞くと、数カ月前に店ごと数m移動したらしい。という訳でお店は広くなり、しかもピカピカ!ピッツアの焼き釜や立派なバーカウンターまで設えてある。勝手な想像だが、店も息子の代になり「パパ、これからは新しいスタイルの店でじゃんじゃん儲けようよ!」という事になったに違いないのだ。どうみてもこの空間には、日本などからの団体客の姿が似合っている。これも時代の波というものでしょうか...。
 思えば初めて訪れてから10年以上経つ。お気に入りのニット帽を忘れた時には、店のファビオが走って追いかけて来てくれた。今は亡きヨハネ・パオロ二世のサンタマリア・マッジョーレ教会でのミサを見たのも、ここでの夕食の後だった。まだほのかに明るい夜空に鳴り響いていた教会の鐘。その鐘の音に誘われて行くと、教会を中心にして法王を待つ人々が大勢集まっていた。ミサでは法王が何を言っているか分らなかったけれど、今となれば本当に貴重な経験ができたと思う。
 Nuova Stellaは「新しい星」という意味。時の流れとともに新星はその輝きを小さくしてしまったけれど、僕達の中ではかつての新星は、さらにまばゆく輝いて行くでしょう。

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